日本でのプレミア試写会

左よりアレクサンダー・レングリ氏(スイス大使館文化・広報部長)、ステファン、ヤン・クヌーセル(監督)そして主人公のトーマス・コーラ氏(写真:高野好美)

その夜、東京赤坂のドイツ文化会館内のホールは最後列まで観客で埋まっていました。在日スイス大使館主催による映画„Negative: Nothing – 全てはその一歩から“の試写会には150人以上の招待客の方々にお集り頂きました。

在日スイス大使ウルス・ブッヒャー氏、在スイス日本大使梅本和義氏、また官邸よりも一方試写会にご出席頂き、そして“Tokyo Vice”の著者、ジェイク・エーデルスタイン氏も是非映画を見たいと会場に足を運んで下さいました。忘れてならないのが、映画の為に日本でインタビューに答えて頂いたほぼ全ての方々も招待していた事でした。

20km以上の道のりをトーマスのリュックを背負って共に歩いた大橋拓也氏、大学助教授の五十畑浩平氏、またアンドレ・ツィンマーマン氏などについに映画を目にして頂く事ができました。もちろん、皆映画を見てどのような反応をするのだろうかと我々の緊張は最高潮でした。

2度目の試写会

丁度数日前に大阪のスイスホテル南海大阪で行われた日本での初めての試写会を踏まえ、2度目となる今回の試写会もまた物静かな雰囲気になるのではないかという予感がありました。

大阪での約40名の参加者の方は78分の間息をのんだように静かに映画を見守り、またその後の反応は感動にあふれている、いうものでした。多くの方々が主人公のトーマスや我々にありがとうと感謝の意を述べにいらして下さいましたし、中には涙を浮かべている方さえいました。

一年という長い製作期間を経て、こんなに素晴らしい褒め言葉はないと心から感じました。

いよいよ東京での試写会の開演が迫る(写真:高野好美)

笑顔と涙

東京の会場内はまさにインターナショナルで、多くの日本人の中にスイス人、ドイツ人、オーストリア人、台湾人、アメリカ人、イギリス人等様々な国籍の方が顔をならべており、それが会場に素晴らしい雰囲気をもたらしていました。たくさんの笑いの後、最後には感動による静寂で会場は包まれていました。

そして映画の最後にに拍手を頂いた瞬間は我々にとってこの上ないものでした。
試写会終了後の会場は暖かな感情に溢れていました。トーマスの行った勇気ある行動への感謝や感嘆。皆様から頂いた反応はありがたいことに目を見張るようなものでした。それはまさにあの大災害が今でもどれだけ深く多くの人の心に残っているのかを示しているのではないでしょうか。

ジェイク・エーデルスタイン氏と(写真:高野好美)

一人の行動が大きな力に

“トーマスは私達に勇気を与えてくれたんです。前を向いて進む勇気を。そして誰でも小さな行動から何かを変える事も出来る、このドキュメンタリー映画がそれを示している。”ある日本人の観客の方が試写会の後に製作チームにこう感謝の意を伝えに来てくださった。

この言葉を胸にしっかりととどめ、次回オーディトリアム渋谷にて行われる12月5日、6日の試写会に臨みたいと思います。誠に申し訳ございませんが12月5日の試写会はすでに満席となっております。

6日につきましてはまだ若干お席に余裕がございます。こちらよりご登録いただければ試写会の参加につきましての詳細な情報をお送りいたします。また2013年1月7日チューリッヒにて再度行われます上映会につきましても予約を開始しております

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